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世界の通貨 スイス連邦 スイスフラン



金利水準は低めですが、世界で最も安定した通貨として高い人気を誇るスイスフラン。欧州連合ユーロの登場以降、世界の金融市場においての地位はかつてより劣りました。しかし現在でも、ユーロとイギリスポンドに次ぐ取引量を誇っています。ここでは安全通貨としての認識が強い、スイスフランについて詳しくご紹介します。

スイスフランの概要

スイスフランの概要

スイスフランはスイスとリヒテンシュタイン公国、イタリアに属するカンピョーネ・ディターリアで用いられている通貨です。また、スイス領内に位置するドイツの飛地ビュージンゲンの非公式な通貨としても流通しています。1848年(嘉永元年)のスイス連邦成立時に、当時ばらばらであった通貨を統一する動きがありました。その後、1850年(嘉永3年)に正式にスイスフランが制定。リヒテンシュタイン公国では1924年(大正13年)まで独自の銀貨を発行させていましたが、現在はスイスの硬貨と紙幣が流通しています。記号は「Fr.」、「SFr.」、ISO4217では「CHF」で表記されます。

スイスフランの特徴

スイスフランの特徴

永世中立国という立場から、欧州連合ユーロ圏の政治や経済状況の影響以外では、大きな値動きもない「安全通貨」であることが特徴です。かつては、地域紛争やテロが相次いで起こった際に買われる通貨として認知されていました。アメリカ合衆国ドルへの信頼が揺らぎつつある現在では、有事の避難通貨として買われることが多くなってきています。

スイス自体は人口800万人程の小さな国ですが、欧州連合ユーロ、イギリスポンドに次いで取引量の多い通貨でもあります。政策金利が0%という非常に低金利水準の通貨であるため、大きな利益を出すことが難しいという特徴もあります。また、オーストラリアドルやニュージーランドドルといった高金利の通貨として組み合わせて取引される傾向にあります。

上昇と下降の要因

上昇と下降の要因

石油やガスといった資源の影響を受けることは無いので、大きな値動きをみせることはほとんどありません。しかし、欧州連合ユーロの動向には注意が必要です。価格の変動が少ないという特性から、近年スイスフランは欧州連合ユーロのリスクヘッジを目的に買われることが多くなってきています。そのため、欧州連合ユーロ圏に属する国々の経済状況が急変した場合には、世界中の投資家がスイスフランの売買に注目を寄せる可能性があります。スイスフランの「買い」が重なった場合には、スイス中央銀行(SNB)による「売り」の介入が行なわれることも過去にありました。また、アメリカの金融政策にも大きな影響を受けるといわれていますので、国内外の情報を幅広く収集しておくことをおすすめします。

取引のメリット

取引のメリット

スイスフランを扱う上でのメリットは、やはりスイスが経済的にかなり安定した国家であることが挙げられるでしょう。欧州連合ユーロ圏の財政状況やアメリカの金融政策、価格高騰時におけるスイス銀行の介入など、値動きの条件はいくつかありますが、どれも大幅に乱高下に繋がるということは考えにくいです。円と同様に、経済リスクが高まることで「買い」が多くなるということを把握しておけば、より安全な取引を行なうことができるでしょう。

取引のデメリット

取引のデメリット

値動きの少ないスイスフランに大きなデメリットは特に見当たりません。あえて挙げるとしたら、他の通貨と相対的に見比べても金利水準がかなり低めに設定されていることです。キャリートレードの際、ペアの通貨が乱高下している場合にはもちろん影響を受けますが、通常スイスフラン自体は安定した取引を実現できる通貨です。