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世界の通貨 カナダ カナダドル



広大な国土と、豊富な資源を持つカナダで流通するカナダドル。アメリカの隣国であることから経済的にも密接な関係を持つため、アメリカ合衆国ドルの値動きに大きく反応するといったことも見受けられます。ここでは、代表的な資源国家の通貨であるカナダドルについて詳しくご紹介します。

カナダドルの概要

カナダドルの概要

カナダドルはカナダで用いられている通貨です。カナダは以前「カナダポンド」が流通していましたが、アメリカ合衆国との交易が急増していることから、1853年(嘉永5年)にアメリカの通貨制度に合わせた「カナダドル」の導入が一部の国で可決されました。その後1962年(昭和37年)には、流通国共通でカナダドルに置き換えられることとなりました。記号は「C$」、ISO4217では「CAD」で表記されます。1カナダドル硬貨に描かれる水鳥「アビ(英名Loon)」にちなんで「ルーニー」という愛称でも呼ばれています。

カナダドルの特徴

カナダドルの特徴

エネルギー資源大国であるカナダは、石油や天然ガスの価格動向に大きな影響を受けます。そのため、カナダドルの相場は資源価格の動向によって売買が行なわれています。また、アメリカと経済的に密接な関わりを持っていることにも注目が必要です。2011年(平成23年)のデータでは、輸出の73.3%、輸入の49.5%をアメリカが占めています。カナダはアメリカの経済依存度の高さから、金融政策におきましてもアメリカから強い影響を受けています。

上昇と下降の要因

上昇と下降の要因

カナダドルの上昇と下降の要因としましては、第一に資源エネルギー価格の動向に注目するべきでしょう。特に、原油価格が上昇したときには一気に買われる傾向にあります。また、カナダドルが買われる特徴のひとつに、カナダの資源を扱う企業の買収も関係しています。カナダの豊富な資源に目をつけた国外の企業による、大規模な買収がしばしば行なわれることがあり、これを受けてカナダドルが大きく値動きする場合もあるので注意が必要です。

カナダの対アメリカ貿易は慢性的に黒字収支となっています。このことから、カナダドルに対してアメリカ合衆国ドルの値が上昇することで、カナダの輸出企業にとって大打撃になり得るということが問題視されています。

取引のメリット

取引のメリット

カナダは1991年(平成3年)以来、継続して経済的な成長を続けています。アメリカという最大の貿易パートナーを持つ傍ら、GDPの3分の2をサービス業や製造業が占めるなど、国内での経済樹立にも確実に力をつけてきています。つまり、近年追い風状態が続くカナダドルは、アメリカの相場とカナダ国内の経済指標に注目しながら保有すれば、比較的に安全な通貨ともいえるでしょう。アメリカの金融政策や雇用状況、消費の経済統計には特に注意が必要です。

取引のデメリット

取引のデメリット

2013年(平成25年)時点でカナダドルの下落が見受けられているなど、ここ最近の動向には注意が必要です。対円につきましては、アメリカドルが下落する一方、原油価格の高騰からカナダドルは上昇するという動きも見受けられました。状況の急変に注意することは通貨を扱う条件として鉄則ですが、カナダドルの場合も同様に慎重な取引を行なうことが安全でしょう。また、金利水準に関しましてオーストラリアやニュージーランドに比べると低いため、金利面での魅力に欠けます。