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仕組債



仕組債とは、一般の債権とは異なる特別な仕組みを持った債券です。1980年(昭和55年)頃から普及し始めたもので、当初は法人向けに発行されていましたが、最近では個人向けにも発行されています。代表的な仕組債を挙げながら、その特徴などを紹介していきます。

仕組債とは

仕組債とは

仕組債とは、普通の債権とは異なり、スワップやオプションなど、ハイリスク・ハイリターンのデリバティブ(金融派生商品)を使って、投資家や発行者のニーズに合うような仕組みを内蔵した債券です。満期やクーポン、償還金などを比較的自由に設定することができます。

以前は、機関投資家向けのオーダーメイドタイプが主流でしたが、最近は個人投資家向けに最低購入額を100万円程度に抑え、株式・為替・金利などを絡めた既成商品も販売されています。

スワップとは

金利(固定金利と変動金利)や通貨(円と外貨)を交換することをいいます。スワップを使うことで、金利が低下した時に利子が増加したり、金利が上昇した時に利息が減少したりという仕組みを作ることもできます。

オプションとは

ある商品をあらかじめ約束した価格で、将来の一定期間内に売買できる権利のことをいいます。この権利があると、自分の好きなときに売買できるため、買い手にとっては好都合です。

仕組債の構造

仕組債の構造

仕組債は主に、規制の少ないユーロ市場で発行され、日本国内で外国債券として販売されています。海外金融機関などの発行者の他、投資家ニーズを把握して仕組債組成の調整をするアレンジャー、証券会社などの販売会社、デリバティブ取引を行なうスワップハウスなどが関わっています。

仕組債の種類

仕組債の種類

デリバティブを活用することで自由な設計ができるため、さまざまな種類があります。代表的な種類をいくつか見ていきましょう。

ステップアップ債

満期までのキャッシュフローを調整するもので、当初のクーポンは市場の金利より低いですが、一定の期間を越えると高くなっていく設定です。これとは逆に、一定期間後にクーポンが下がるステップダウン債もあります。

日経平均連動債(日経リンク債)

償還元本やクーポンが、株価や金利、為替などインデックスに連動して変化するインデックス債の一種です。あらかじめ指定した日経平均株価の水準によって、利率や償還価格が決定します。

他社株転換社債(EB債)

個別の株式に日経リンク債と同じような仕組みのオプションをつけた、オプション付随型の仕組債です。償還日までの株価の変動によって、満期日に償還金が支払われる場合と、債券の発行者とは無関係の会社の株式が発行される場合とがあります。

仕組債特有のリスク

仕組債特有のリスク

国債や預金に比べると、かなり高い利回りを購入時に予測することができる仕組債ですが、さまざまなリスクも伴いますので、事前に十分確認した上で、投資を行なうことが大切です。主なリスクとして次のようなものが挙げられます。

満期保有を前提に設計されている商品のため、途中換金が難しいです。換金出来ても、元本を大きく下回る可能性があります。また、商品の仕組みが複雑なため、利率が変わる条件や元本割れの可能性などを理解するのも難解です。購入前に目論見書などをよく読んで、理解しておくこと必要があります。