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個人向け社債



企業が個人投資家に向けて発行する、個人向け社債の発行が増えています。2013年(平成25年)1~6月の発行額は1兆2885億円と前年同期に比べて6割も増加し、半期ベースでは過去最高となりました。注目を集める個人向け社債とはどのような金融商品なのか見ていきましょう。

個人向け社債とは

個人向け社債とは

企業が設備投資などの事業資金を調達するために発行する社債。そのほとんどは、機関投資家向けのもので、最低購入額は1億円程度と高額です。それに対して、個人投資家でも購入できるように小口化し、最低購入額を100万円程度にして発行したのが個人向け社債です。

個人向け社債の発行が増えていることについて、次のような理由が挙げられます。企業にとっては、金融不安などによって機関投資家が社債を購入しなくなる傾向にあるなかで、資金調達先の多様化を図ることができます。個人投資家にとっては、預貯金や国債よりも高利回りで、利回りが確定していて安全性が高いことが投資対象として魅力となっているようです。

特徴

特徴

個人向け社債の発行は不定期となっているため、同じ企業の社債をいつも同じ条件で購入できるわけではありません。また、募集期間も1~2週間程度と短いことが多いため、信用力のある大手企業の場合、すぐに売り切れてしまうこともあります。

個人向け社債の種類には、普通社債、銀行劣後債、外貨建て社債などがあります。銀行劣後債とは、銀行など金融機関が発行するもので、もし発行元が経営破たんした際、返済順位が通常の社債に劣後する代わりに、利率が高く設定されています。

リスク

リスク

比較的リスクが低いといわれていますが、やはりいくつかのリスクがありますので、それを知っておくことは必要です。

信用リスク

発行元が倒産した場合などに、社債の元本や利息が支払われなくなる場合があり、これを「信用リスク」といいます。信用リスクについて注意するには、発行元である企業の事業内容や財務状況などの情報をチェックしておくことが肝心です。目論見書や有価証券報告書などにしっかりと目を通す他、発行元が上場企業の場合は、株価にも注目しておくと良いでしょう。また、格付け機関による「格付け」も参考になります。

価格変動リスク

債券価格が市場価格の変動に影響を受けることを、「価格変動リスク」といいます。社債を中途換金する場合は、時価での売却となるため、値下がりによって売却損が発生する可能性があります。

流動性リスク

基本的には途中換金が可能ですが、市場環境が著しく悪化した場合や信用リスクが変化した場合など、社債を販売できないという可能性もあります。

参考価格の情報

参考価格の情報

社債の価格情報を知るには、証券会社へ問い合わせをするのが基本ですが、参考価格であれば日本証券業界のホームページでも確認することができます。日本証券業界では、証券会社からの報告に基づいて、売買参考統計値を毎日発表しています。これは額面5億円程度の売買の参考価格となるため、個人投資家の取引とはあまりそぐわない内容です。そこで、額面100万円程度の売買の参考となる「個人向け社債等の店頭気配情報」も発表されています。これらはあくまで参考価格であり、証券会社がこの価格での売買を約束するものではありません。