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米国国債



米国国債とはアメリカ政府が発行する債券です。信用力が高く、世界で最大の発行高と売上高を誇ります。ここではその種類や特徴、魅力について考えていきます。

米国国債とは

米国国債とは

「米国財務省証券」や「トレジャリー」とも呼ばれる米国国債は、アメリカ合衆国財務省が発行する国債(国庫債券)です。日本国債と同様に、国の財政資金不足を補うなどの目的で発行されます。アメリカ合衆国に対する信頼と信用に基づく、世界最大の発行高と売上高を誇り、為替リスクを考慮しても、投資家にとっては魅力のある金融商品となっています。また、外国政府がドル建ての外貨準備をする運用先としてもよく利用されています。

金融危機に対応する財政政策のため、2009年(平成21年)からは発行が急増。2011年(平成23年)8月にオバマ政権と議会が財政健全化性政策について合意しましたが、S&Pは「米財政の中期的な安定には不十分」だとして、米国債の長期信用格付けを最高水準の「AAA」から「AA+」に引き下げました。S&Pが米国債を格下げするのは、1941年(昭和16年)に現在の格付制度が発行して以来、初めてのことでした。

米国国債の種類

米国国債の種類

米国国債は償還までの期間によって、主に次の3種類に分けられます。

  1. T-BILL(Treasury Bill)/財務省短期証券。期間が1年未満の割引債。
  2. T-NOTE(Treasury Note)/財務省中期証券。期間が1年超10年以下の利付債。
  3. T-BOND(Treasury Bond)/期間が10年を超える利付債。

この他に、利付債の元本部分と利札部分(クーポン部分)が分離され、それぞれの部分が「ゼロクーポンの割引債」として販売される「STRIPS(ストリップ債)」、元本とクーポンが、物価指数上昇率に連動する「TIPS(インフレ連動債)」などもあります。

米国国債の特徴

米国国債の特徴

アメリカ合衆国政府が元利の支払いを保証するため、ひときわ高い信用力と流動性を誇っています。その価格や利回りの動向は世界の金融市場の指標とされ、海外投資家や外国政府などのドル資金の有力な運用先にもなっています。世界規模の金融危機や紛争などが起きた際、世界中の投資家が米国国債を購入する動きを見せます。というのも、マーケットが不安材料に支配された時、投資家が求める世界で一番安全な資産が米国国債といえるからです。

米国国債の主な保有者は、海外投資家で、全体の4割強を占めています。かつては日本の保有比率が高く、2004(平成16年)には37%を占めていましたが、2008年(平成20年)に中国に逆転されました。これは、成長著しい中国が経常黒字の拡大と元高抑制のための為替介入によって外貨準備が急拡大しており、その資金で米国国債を購入したためとみられています。近年では、日本と中国の保有額はほぼ拮抗し、逆転を繰り返しています。

発行の方式は「帳簿記載方式(Book entry form)」で、発行帳簿への記載によって所有者を証明し、券面の発行を省略しています。これは、日本の振替決済制度に相当。米国国債の取引を容易にし、流動性を高める一因となっています。