ご希望の証券会社情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

カブガイド
証券会社
トップページへ戻る
トップページへ戻る

証券会社情報

「証券会社の役割と仕事」
募集・売り出し業務(セリング)



募集・売り出し業務とは、金融商品取引法で認められた業務で、証券会社が手掛ける4つのメーン業務(委託売買業務、自己売買業務、引受業務、募集・売り出し業務)の内のひとつです。セリング業務、ディストリビューター業務ともいい、IPOや公募増資などの際に株式を発行している企業から委託を受け、投資家を募集・販売する業務です。新規の有価証券の場合は「募集」、発行済みの有価証券の場合は「売り出し」と呼びます。証券会社は売れ残っても引き取らないため、リスクを負うことはありません。

募集・売り出し業務とは?

募集・売り出し業務とは?

企業は市場から資金調達するために、有価証券を発行します。その株式や債券などを発行する企業の要請で、証券会社は有価証券を購入する投資家を募集し、買い注文を受けます。企業と投資家、投資家と投資家同士をつなぎ、発行市場と流通市場を円滑に機能させる役割を担っています。

募集業務

新しく発行された株式や債券を不特定多数(50人以上)の一般投資家に購入するよう営業する業務です。有価証券を直接引き受けるのではなく、引受業務を行っている証券会社の下請けとして募集業務を請け負います。募集して投資家が見つかれば、証券会社は手数料を受け取ることができます。「公募」と表記されることもありますが、募集と同じ意味で使われています。

売り出し業務

株式や債券を不特定多数(50人以上)の一般投資家に販売する業務です。発行会社や引受会社から委託を受けて、販売のみを請け負います。売れた場合には、発行元から支払われる売却できた分の売買手数料が証券会社の収益です。

大株主の有価証券売却における売り出し

発行済みの株式が売り出されるのは、例えば資金調達のために創業者や親会社などの大株主が保有する株式を売却する場合などです。すでに発行されている大量の株式を一括で手放す場合に、不特定多数の投資家に対して売り出すため、その売却を証券会社などで進めます。大量の株式が売り出されるため、一時的に株価が下がることがあります。

引受業務との違い

引受業務との違い

募集・売り出し業務は、引受業務(アンダーライター)と形態が似ています。引受業務も企業が発行している株式や債券を証券会社が買い取り、投資家に販売する業務です。しかしこの2つは、証券会社が負うリスクがまったく違います。引受業務は売れ残った有価証券を引き取らなければならないため、売れなかった場合は証券会社に損失が生じます。しかし、売り出し業務の場合は売れ残ったとしても引き取る必要はなく、売れ残ったものは返品することができます。

引受業務は、ひとつの証券会社ですべてを請け負うこともありますが、発行金額が大きい場合などは、募集・売り出し業務を請け負ってくれる証券会社を探します。引受会社は、募集・売り出し業務を他社に委託することでより多くの投資家に有価証券を売却することができます。一方、募集・売り出しをする証券会社は売れ残りのリスクを負わずに利益だけを得ることができます。